八千代工業・四日市製作所の生産ラインがS660対応
公開日:
:
最終更新日:2014/10/24
ニュース・情報
以前、以下の記事にてS660は千代田工業・四日市製作所で生産されると
紹介しましたが、そこに動きがあった模様です。
参考:八千代工業、三重・四日市の生産ライン大幅改造-ホンダ「S660」対応
S660を生産するにあたり、工場の生産ラインを大幅に改造
ホンダのスポーツカータイプの軽自動車「S660」の受託生産に合わせて行う。通常のラインの生産能力の4分の1から5分の1の規模で生産しても、大幅なコスト増加にならないようにする。具体的には、生産ラインの途中工程を省くショートカットや金型・治具などの専用投資抑制、不要ロボットを減らすことなどによりランニングコスト低減を図る。
出典:日本工業新聞
また、千代田工業の笹本社長は
「生産現場の工夫で、S660が手の届く値段になることに貢献したい。チャレンジングなことをやっていく」
と発言されているようです!!
ということは。。。裏を返すと
通常の生産ラインで作っていると
「手の届かない値段になるって事?!」
うぎゃぎゃ!!
もともとMRスポーツで特殊な形状の車で、既存のホンダの車のパーツ流用がしずらそうですし、専用の6速MTが新開発されるといった情報もあることから、通常の車を生産するよりかはコスト高が予想されます。
そんでもって軽規格の車ということもあり、そんなに馬鹿高くするわけにもいかず、
たしか昨年のコンセプトカー発表の時にホンダの伊東社長が
「うーん…。まあ、軽自動車として、200万円を越えるわけにはいかないでしょう」
と発言されてましたし。。。
かといって、スポーツカーなので実用性を考えるとN-ONEやN-BOXのようなセールスは難しい御時世。。。
おそらく、一般家庭ではセカンドカーの位置づけになるかと。
気を取り直して、車の一台あたりの金額に対して「組立、開発費」ってどれくらいだろうと思い調べてみました!!
定価:100万円の車の場合
- 仕入れ原価 60万円
- 組立、開発、諸経費 20万円
- 自動車メーカー利益 10万円
- 販売店利益 10万円
となるようで、「組立、開発、諸経費」は車一台あたりの金額の20%を占めています。
頑張って生産コスト低減をして、庶民でも気軽に買える価格にして頂きたいです!!
ところで、生産ライン云々の話が出てきているって事は、もう完全なる市販バージョンのは完成しているって事ですかね~!?ワクワク!!ドキドキ!!!
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